上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
家に帰ると、机の上にはラップでかけてある晩御飯がおいてあった。祐一は、冷蔵庫から缶ビールを取り出して、野球中継を見ながら、冷めたままの晩御飯を食べはじめた。 妻の美佐江は大学の先輩後輩の間柄で、大学卒業後にレコード会社の企画営業として、男子顔負けのキャリアウーマンとして働いている。祐一が、全く売れないのにもかかわらず夫婦で食べていけたのは彼女の功績だ。頭の回転がはやく、ハキハキと物をいうタイプの彼女が実は、 祐一をその世界に引きずり込んだ張本人である。あまりお酒が強くない祐一は2本目の缶ビールでほろ酔いになった。そして、ふと昔のことを、思い出していたのであった。
付き合って間も無く身体の関係を結んだ。しばらくしてから、美佐江に連れていかれた場所は、ハプニングバーという、閉鎖的空間だった。そこで祐一が見た光景、一人の単独女性が複数の男性に立ち代り入れ替わりで、SEXをしていたり、カップルで来ている男女は違うカップルとパートナーを交換して見せつけ合ったり。祐一はAVでしか見たことがないよな状況に圧倒されていたのだが、今日、美佐江が祐一を連れてきたのには彼女の中で大きな意味があったのだ。
「よく美佐江はこうゆう所に来るの?」
「・・・まぁね」
と、話を流しながらミモザを飲み干す美佐江の瞳は、遠いところを見つめているような気がした。
「祐一はわたしの事、好き?」
「う、うん。」
「わかった・・・」
お店の呼びベルが鳴る。そこに現れたのはおそらく50歳後半の老男性。身なりなどを見ると、何かの会社の役員かもしれない。とても品があり、近づきがたいオーラを纏っているその男性に向かい、
「こんばんは、悠仁様」
「こんばんは美佐江ちゃん。」
と親しく話をしていることに祐一は戸惑いを感じながらも、悠仁様と呼ばれている男性のところにグラスを持ちながら席を移動する美佐江を止めることが出来なかった。
同じカウンターの少し離れたところで、美佐江と悠仁様と呼ばれてる男性が談笑している。何を話しているかは全く聞こえないが、自分の知らない話、関係のない話をしている事程度はわかっていた。そして、なぜだか場違いな場所にいる自分。酒に強くない事がさらに祐一の孤独感を増幅していた。そして、得も知れないもやもやとした感情、悪い予感が祐一の心臓の鼓動を早めていった。
そして一つだけ聞こえる単語があった
「卒業します」
夏も終わりかけの最終の日曜日、すこしだけオシャレな喫茶店で、祐一と愛は紅茶を飲んでいた。
「はじめて愛と会ったのは、ここと同じような喫茶店だったな」
「はい…先生…」
三年前、裕二はまだ売れていない作家だった。何冊かは本を出しているが、全く鳴かず飛ばず。起死回生のつもりで挑戦した、官能小説。しかも、ちょっぴりSMチックな感じで。以外と読者には好評で、今までで一番売れた。編集部も、次回作も同じ路線で!という期待の中、祐一は書きあがんでいた。
祐一は、SMプレイの経験は一通りある。なるほど、プレイ中の描写は生々しく、卑猥で、力強く荒っぽい。しかし、それだけ。それは彼が一つ突き抜ける為に存在する壁であった。 そして、それが彼を、悩ませた
「プレイは誰よりもこなしてきた経験はある。主従関係がなんたるかも理解している。なのに、何かがたりない。何が足りないのかはわからないが…」
喫茶店の中で祐一は、ノートPCに卑猥な文字列を叩き込ませていた。
その背後で、トレーを持ってウロウロしている黒い髪の少女がいた。 愛だ。 大学を卒業して、特に興味がなかったアパレル関係の仕事をしている愛は、友達との待合せ時間の1時間前についてしまい、時間を潰す為に喫茶店に入ったのであった。が、お店の卓はほぼ満席で、空いている場所は少し入り組んでいるカウンターバーの奥の席であった。 それが祐一のとなりの席であった。 おろおろしていた愛に、祐一は
「隣、空いてますよ?」 と優しく愛に声をかける。
「あ、ありがとうございます」
愛は恐る恐る奥の席に、トレーをこぼして大惨事にならないようにかつ、なぜだか申し訳なさそうに席についた。そして甘ったる過ぎるであろうラテを飲みながら、友達とメールのやりとりをはじめた。
「うーーーーーむ…」
とても険しい顔をして、PCの画面と睨めっこをする祐一。隣の席にいる自分しか聞こえてないのかも知れないが、愛の耳にははっきりと聞こえる。そんなに険しい顔をして、何を見ているのか? 気になった愛は、祐一にばれないように、PCの画面を覗き込む。するとそこには、愛があまり見た事のない単語の羅列が書いてあった。
緊縛、肉壺、ニップルチェーン、輪姦、お仕置き、飲尿…etc
愛はびっくりした。 体験は多い方ではないが、それなりに性体験はある。現実に1年くらい付き合ってる彼氏もいる。少しエッチな彼氏とホテルでAVを見たこともあるし、性の知識もある。なので、PCの画面に書かれている文字列が、とても人前で言えないような恥ずかしい言葉であるということは即座に理解した。そんな文章を並べていて、
「うーん、違うなぁ…」と、険しい顔で悩んでいる男性。
不思議な人
それが愛の祐一に対する、第一印象だった。祐一の、真剣な眼差しで画面を見ているその視線の先を愛は無意識に眺めていると、肉壺という文字が、一旦消去され、蜜穴。という文字に書き換えられた。
その時、祐一の携帯電話が鳴り席を立ち上がったその瞬間
バッシャーン
祐一は飲み物をトレーごとひっくり返してしまって、愛のスカートから下をすっかり冷めているブラックコーヒーを濡らしてしまった。
「大丈夫ですか?すみません」と言いながらセカンドバッグからウエットティッシュとハンカチを取り出して、丁寧に愛に渡した。
「本当にすみません、火傷とかはなかったですか?ああ、服がビシャビシャに…」
「だ、大丈夫ですよ」
と、条件反射で答えてしまう程男性の物腰は柔らかく、丁寧で、紳士的であった。
「いや、大丈夫ではないです、服をダメにしてしまい、申し訳ない。」
すると、男性はセカンドバッグから財布を取り出して一番金額が大きいお札を5枚取り出し、それに名刺を添えて愛に手渡した。
「足りないかも知れないけれども、これで新しい服でも買って下さい、あと、火傷とか起こしているといけないから、病院にもいったほうがいいのかもしれないです。」
「え、いや、あの、そんな…」
オロオロしている愛に、祐一は
「私は、一応小説を書いている柳 祐一と申します。名刺に私の連絡先が書いてあるので、何かあったら連絡して下さい」
そういいながら、なり続ける電話をもってお店の外に出て行ってしまった。
一人お店に残った愛に友達からメールが来る。
あと20分でつくよーーーo(^▽^)o
こうしてはいれないと、お店を愛は出て行った。 急いで喫茶店と同じビルにある洋服屋に行き、同じような服を買った。
友達と遊んだ帰りに、愛は本屋に寄る。学生の頃から、用もないのに立ち寄る習慣があったのだ。しかし、今日は小さい用事ではあるが、正式な用事があった。
たしか、小説書いていると言ってた…
オロオロしている愛の手に50000円を手渡した男の書いた小説に、少し興味がでたので本屋で探していると、あった。タイトルは、未亡人の淫らな愛欲。 表紙のカバーを見ると、裸の女性が拘束具で目隠しをされて切なさそうな表情をしている。。
物凄い悪い事をしている気になりながら、レジにその本を持って行き、レジで会計を済ませると、本屋から逃げるようにいつもの倍の早歩きで家に帰っていった。
お風呂に入り、これもまた毎日の習慣である彼氏との電話。隠し事はなくそう。そうゆう彼氏の方針で、いつも、今日起きた事を全部話してそれから寝るのだが、無意識に隠し事をはじめてしてしまった。祐一との出来事だ。
愛は、電話が終わると、布団の上でうつ伏せになりながら小説を読みはじめた。話のストーリーはこうだ。夫を無くした女性がある日、夫の弟にレイプされてしまう。そこで夫の弟に生まれてはじめて縛られて、バイブを入れたはずかしい写真を取られてしまい脅されて、夫の弟の性の玩具にされてしまう。気持ちでは嫌なのだが、快楽に溺れてしまい、最終的に夫の弟の友達数人の所有物になる。こういった内容であった。愛は、昼間にPCで見た、暴力的な性の言葉の羅列。そして、想像ができないような性行為。女性の快楽に落ちていく過程全てが新鮮で、愛の身体に熱を帯させた。気がつくと、愛が生まれてから3回目のマスターベーションをしてしまったのであった。
女は少し退屈していた。 雨が降る横浜駅の8Fにあるレストラン。
さっき初めて対面した男と食事をしている。
男の外見は悪くはないが、一見どこにでもいる男だ。
おとなしい、いい方悪くすれば地味。
気配りはよくできていて、よく話しかけてくれる。
「 いいひと 」
それがその男に対する心証だ。
ただし、何を考えているのかがわからない。あまりにも会話が地味で当たり障りのない会話だったからだ。
二人は出会い系サイトの中でもマニアックな SM というジャンルでメールのやり取りをした。メールの内容も過激で、女にはハードSMをするパートナーがいた事。好きなプレイなど自分のアブノーマルな性癖などは全て伝えたつもりだ。世の中の大抵の男性ならばそんな内容でメールを交換した女性と食事にいったら、ギラギラとした目線を自分に向けるだろう。過去の経験からではあるが、セックスに持っていく話題、口説きに来るだろう。
女の容姿は特別美人ってわけではないが、とりわけ悪いってわけではない。
どちらかというと今までこういったところで会った男性にはなんだかの好印象を与えているはず。 目の前でぶっきらぼうな顔で昼間っからワインを飲んでいるこの男性は紳士ではあるが女心を理解していないか、性欲がない今はやりの草食系男子か?
男のほうが年下なので緊張しているのか?男とのメールのやり取り上では、性癖が合わないわけではなさそうだ。なのに、それなのになぜ?? なぜ?? この男は私の前で全く、性的な会話をしてこない、もしくは性的じゃなくてもいい、例えば、自分の容姿についてとかでもいい、過去のプレイについてでもいい。
今日は軽く会って食事だけ。そうゆう話で会っている・・・
が、その後の展開を準備してないというわけではない
いいなと思ったら、一度くらいは相手の男性とセックスをしてもいい。そうゆう風にエスコートするのは男性のマナーだ
少なくとも女が今日、この場で望んでいる会話ではなかった。女は少し退屈していた。空いた時間を何に使おう、と頭で考え始めていた。
食事が終わりお会計の時に男に電話が入った。「ちょっと会社の電話だから、これで会計済ませておいて」
といい、男はテーブルでお金をせっせと渡すと少し離れたところに行った。仕方ないなと女は思い、伝票をもって会計に行くときに異質に気が付いた。「あれ?ぴったりだ??」
たまたま金額があっていたような大雑把な金額ではない。1円までぴったりだ。あのタイミングで男は伝票なんて見ていない。なんでだろう? 考えれば考えるだけ気持ち悪さが出てくるので深く考えないようにしよう・・・
エレベーターに乗ると、男はこう言った。 「退屈だったよね?ごめんごめん。ずっと首をみてたんだ」
ふと気が付けば男の左手が自分の首を絞める場所にある。そして、右手で顎を持たれて目を見つめられる
「良かった、首と手の相性はよさそうだ」 といいながら見下ろされる。 あまりにもスムーズすぎて、反応出来ない。そして、2人きりのエレベーターの中で男が続いてこう言った
「ここでゲームをしよう。1Fまで誰も乗ってこなかったらその次に行こう。目をそらしても負けだよ」
男はそういうと顎をさらに持ち上げて、首を軽く絞める。少し古めのエレベーターは今5Fを表示してる 女の目を静かに観察するように男は覗き込んでいる。
・・・なんて反応していいかわからない・・・
エレベーターは3Fを表示している。 「目をそらすな」 そういうと男はさらに女の顎を上げ、首に力を込める
「!!!!」
・・・すごい鋭い目・・・その瞬間ゾクゾクとして身体が震え出してきた。
エレベーターの開閉音がなると、男は背中をむけ、女の手をとり、駅とは反対の方向に歩き出していった・・・
ホテルに入ると、静かに男は椅子に腰かける。どこに座っていいのかオロオロしている女に男が静かに話し始める。
「レストランで・・・・他の男と俺を比べてただろ?そして今からも比べるだろ? 過去の主との事と比べるだろ? それはとても俺に失礼な事だと思わないか?」
さっきまでの口調とは違う。少し早口言葉で男は続ける
「お前程度の女なんか、世の中にはたくさんいる。それなのにあえてお前を選んだ理由を考えろ?」
エレベーターの中と同じ、顎に手を当てられる。
「答えられないだろうな、所詮お前なんてそんな程度だ」
答える暇を与えてくれないのに、男は続けてまくしたてる
「過去の主とはどうゆう関係だったか知らないが、今のお前は・・・」
白いワンピースの中に強引に手を入れられる
「自分が満足できる事だけ、自分の性癖と性欲を満足する事だけを考えてる浅はかな女」
無理やりブラジャーの中に手を突っ込まれる
「今から罰を与える。俺と他を比べようとした罪だ」
・・・理不尽だ・・・
そう思っている女の乳首を、男の指が無機質にねじりあげる
「痛い!!!!!!!!!!!!!!!!やめて!!」
男はさらに罵声を浴びせる。今度は少し声を荒げながら
「やめてあげない、罰が終わるまでは絶対に何があってもやめない!!」
「そもそもその口のきき方はなんだ!!!!!!!」
さらに男の指に力が入る、
「ひゃう!!!」
次の瞬間、女の口の中に男の指が侵入する。右左上下、乱暴に口の中の粘膜が刺激される。
そして舌に指が定まると、舌をはさまれて、強い力で引っ張られる
「あぁああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
・・・痛い、痛い、なんでこんなことされてるの?私。 舌が、引っこ抜ける・・・
「いふぁい、いふぁい!、」
涙が出てくる。痛い、とにかく痛い!!! 口を閉じることが出来ないので女の顔はよだれが垂れている。そこに
痛みで出てきた涙が重なる
すると、男は舌を引っ張りながら女の顔を自らの顔のそばに近づけて、目を閉じながら、舌を思いっきり伸ばし女の舌を一舐めした。 そして二人の唾液が糸を引いてるのを確認すると、
「さっきよりいい顔じゃないか・・・やればできるんだな」
と微笑みながら、よだれまみれのだらしない女に、キスをした
「ん、ん、、、ん」
さっきまでの乱暴の態度とは全くが違うとてもとても優しいキス
・・・ぬちゅっ・・・
男の舌が女の口に侵入すると無意識のうちに女は舌をからめる。
恋人同士が求め合うような貪欲でいて情熱的で優しいキス。
そして唇を離すと、
「罰はまだ終わってないからね」
女は、下着の中がじんわりと湿ってきているのに気が付いた
「脱ぎなさい」
男は静かにそう言い放った。
「は、はい・・・下着もですか?」
女がおそろおそろそう聞くと
「お前ごときが選んだ下着に俺が欲情するとおもうか?」
・・・・またも屈辱的な事を・・・ そう思いながら身にまとっていたブラウス、ミニスカート、うっすら透けている黒のブラジャー、ショーツを脱ぎ捨てる。それを男は拾い、ごみ箱めがけて投げ捨てた。
「ちょっとここで座ってなさい」
男が指を指した場所は、ソファーではない無機質なタイルカーペットの床。過去に調教を受けていたので、女は床に正座をしようとすると
「そうじゃないだろ?四つん這い、犬の恰好だ、正座は人様がするものだ。お前は今から犬だ。わかったか」
四つん這いになった女の顎をまたさっきみたいに手であげる。そしてまた鋭い目線で覗き込む。
「は、恥ずかしいです・・・」 と 女がいうが、男は全く耳を傾けない。
全くの無音の状態のまま、男の目線を受け続ける
・・・ど、どうしよう、す、すごい真剣な目で私見られてる・・・
・・・恥ずかしい、目をそらしたい、怖い、なんでそんなに私を見るの?、いや、みないでみないで・・・
多少視線が泳いでいる女と比べて、男の視線は1mmもぶれない
・・・すごい私、のぞかれてる、心臓の音が、聞こえちゃうかも。でも、目をそらせない・・・
長い時間、何分たっただろうか。
・・・こんなに真剣に、私の事を見てくださってる、目をそむけちゃいけないんだ、そうだ、恥ずかしいけど、
目をそむけちゃいけないんだ・・・
女が目をそらさない、絶対に目をそらさない。そんな事を思い始めた瞬間に男は急に立ち上がり女の後ろにまわりしゃがむ。
・・・な、何をされる気ですか?・・・
男はまず女の肩に手を置いて、首、背中、お尻に手を滑らす。
「はぁぁん・・・」
背中が性感帯の一つでもある女が快感に身じろぎをすると
「動くな!!!!!!!!!!!」 バチン!!!!!!
さっきまで聞いたことがないような大声で男はそういい、女の尻を叩く
「はあぁん!!!」
大声で威嚇された女は一瞬にして身体を固める。
男の手は女体を快楽に導くような優しい触り方ではない。かといって、男性の欲望を吐き出すようなむりやり触る触り方ではない。医者が患者に対してする触診。それに似ている。
「ふむふむ、なるほど・・・」
男は独り言のように小さな声で呟いていると次に、無造作に尻肉を拡げて、観察し始める。
・・・みられてる、さっきの目で、私のおまんこや、うんちする穴を見られてる・・・・
男の目線がビーム状になって自らの秘部を攻撃されている錯覚にすらなり
「ん、ん、ん、ん、ん、」 足をもじもじさせると
パシン!!!!!!!!
さっきよりも強い力で尻肉を叩かれる
「はぁぁぁぁぁぁぁああああああああうんん」
「動くなと、いっただろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 パチッ!!!!!
男は叫び、もう一度尻肉を叩く
「ひゃぁあああぁああああぁああ・・・・・ぁあああああああ」
今度は身体が動かないように、出来るだけ身を低く固めると
「もっとケツ上げろ、見えないだろ」 バッチィィィィィィン
さらに強い力で同じ場所を叩かれる
「痛い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
さらに強い力で叩かれ女は、身体を震わせながら尻を上げる
・・・もっと、もっと、もっと叩いて、力いっぱい叩いてください・・・
そう願いながら、女は尻を自分の身体が許すまで高く上げる
しかし、男は、「よし、わかった」とだけいい、背中を向けてホテルのベッドのほうに歩き出した。
「動くなよ?」
そう一言だけ残してホテルの電話を使用してフロントに電話をしている。
・・・何をしてるんですか?・・・
しばらくすると
ピンポーン
ホテルの従業員が部屋のベルをならす。男はドアのほうに歩いていく。
・・・何?何?・・・
困惑している女の前に、男は大きなカバンを持って帰ってきた。
女はそのかばんをみて理解した。中には・・・道具・・・調教道具一式がそろっているに違いない
男が鞄の中から最初に取り出したのは、ペットショップの紙袋だった。その中から出てきたものは
首輪。真っ赤な色鮮やかな首輪。SMのために作った首輪ではなく、成人した中型犬が付けるサイズの首輪だった。それを女性の首につけると
「やっぱり、サイズぴったりだ。」
!!!!! その瞬間女は、すべてを理解した。 この地味な男は、私と会う前から、こうなることを
わかっていた。なので、調教道具一式をフロントに預けて、首輪まで用意していた。
「じゃぁ、またゲームをしよう」
男はそういうと、ペットショップの紙袋からペット用トイレシートをだして、床に敷き詰めた
次に出したのは手錠。手を背中にまわされて手錠をかけられる。もう、自分の意志では外せない。
女から最後の自由が奪われた
男は、素早く女の背後に回り込み、鞄の中から取り出したのは、いちじく浣腸。1箱2個入りの
薬局で売っているものだ。それを女性の尻に注入していく。
「!!!!!!!!!」
自分の体内に薬液が侵略していくこの感覚。過去のプレイではあまり得意ではなかったが、あの時の
おなかの痛みを思い出すと冷たい汗が流れる。無造作に注入を終えた薬袋を女の前におくと
その数は全部で3個あった。
少しおなかがぐるぐるなり始めた女の前に、男のいきり立ったものが差し出される。
「俺をイカセたら、トイレいってもいいよ」
一度目の痛みの波が女のおなかにくると同時に女は男のものを口にくわえた
唇を陰茎の側面に這わせながら舌先は祈祷の裏側を刺激する。
舌はその後尿道を丹念に掃除をして、さらに男の玉袋をいやらしくなめあげる
ちゅぱっ、ちゅぱ、ジュブジュブ、・・・ズズズズズズ
「さすがに35にもなるとうまいじゃないか。たくさんチンポをしゃぶってきただけあるな」
・・・褒められた・・・
そう思ったのもつかの間、突然女の乳首に鋭い刺激が走った
洗濯バサミを、取り付けられたのだった
「確かにうまいが、ただそれだけのフェラチオだ。男を気持ちよくするだけのフェラチオだ」
「そんなフェラチオをされても俺は何も思わないよ」
女の髪を無造作につかむと喉の奥に、男のものを突き刺した
「ぅ、ぅ、ぅぇぇぇあああ・・・・うぶぅ、ぶっ、ぶぇぇぇ」
女の胸の奥からこみあげてくる液体が、男の肉棒にはみ出てくる
「お前のフェラチオには、感謝がたりない。愛情はあるかもしれないが感謝がない」
そう冷たく言い放つと男はまた背後にまわり、鞄の中から新品の黒色のバイブを取り出した。
それを無慈悲に女の前の穴に差し込むと、ボンテージテープで固定する。そしてスイッチを入れる
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
機械的なバイブの音とシンクロして女の尻は跳ね上がる
そしてまた女の前に今度は座ると今度は女のほうから肉棒を口に含んだ
・・・ぁぁあああ、すごい、屈辱、・・・
2度目の痛みがおなかに突き刺さる 女の顔が苦痛で歪む
「んんんんんんんんんんんんんんぐぅうううううう」
膣の中に入っているバイブの振動が、快感とともに腸を刺激する
「ん、ん、ん、んんんんんんんんんんんんんんn!!!!!!!!!!」
女のフェラチオはさっきまでとは違い、一心不乱に痛みと快楽から逃げるようにしゃぶっている
「んぐ、んぐ、んぐ、んぐ」
何度目であろうか、痛みの波が襲ったのは。 女の肛門はかつてないほどの熱をおびている。
膣内でかき回された黒い塊の機械音と一緒に水音を混ぜた音が外の世界に響き渡らせている
「んぐ、んぐ、んぐ、んぐ、ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
男が膣内の、黒 を、出し入れし始めた
「んん!!!ぁあああああああああああああああああああああああああああ!!」
・・・ぁ、だめ、もれちゃう、そんなことしたら、もれちゃう、ぁあああああああああああああ・・・
ジュップジュップジュップジュップ
「いい顔になってきたじゃないか」
そういいながらもう反対側の手で女の髪をつかみ、中断していたフェラチオを無理やり再開させる
「んん、んん、ぁん、ぁん、、、、、、んんんんんんんんんんん」
だんだん男の手の動きが早くなってくる
・・・あああ、きもちいい、いく、いく、ああ、もれちゃう、どっち、どっち・・
「うう!!」と、男が女の口の中にザーメンを吐き出したと同時に
「んなあぁあああ!いっくぅぅぅ!ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」
女はあっという間にのぼりつめ、身体を痙攣させながら悶えると
ぶぶぶぶ、プシュー・・・
女の肛門からは他人には聞かせられない排泄音とともに薬液と汚物が噴射される
「なんだ、せっかく俺を逝かせたのにもらしちゃったんだ・・・俺そっちの趣味はないぜ?」
そういいながら男は笑いながら鼻をつまむそぶりをした
・・・ぁぁあぁああ、恥ずかしい、恥ずかしいです・・・・・
泣きながら顔を下に向けていると、男は女の髪を優しくなでる
「ゆりあは、俺の犬なんだから、一生懸命だったんだから下をむかなくてもいいよ」
・・・はじめて名前で呼ばれた・・・
そう言って話しかける男に、ゆりあはすべてを許された気になって安堵した。それと同時にこの男からは
逃れられない、そんな恐怖も感じた。
「あと、1時間くらいは大丈夫だよね?シャワー、一緒に入るか?」
そういいながら男はせっせとまきちらした汚物を掃除し始めた。 鞄の中にある真っ赤なロープ見える。
「・・・・・・・はい・・・・・ご主人様・・・」
そう、女は、つぶやいた。
そして雨がまた、強くなった。